感謝

      2019/01/05

こんばんは❗️

カズです!

新年明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

今年もたくさんのご支援をよろしくお願い致します。

選手権が終わり、いろんなことを考えさせられます。

子供たちの最高のプレーを見て、やりきった気持ちでいましたが、

今日の選手権の結果を見たら、

また悔しが込み上げてきたら…

子供たちはもっといろんな感情と闘っているんだろうな。。。

でもね、

この気持ちになれることは本当に幸せなことですよね。

今日は時間がたっぷりとあるのでしっかりと書きたいと思います。

僕が学院に来てから3年。

今の3年生が入学してきた同時にコーチになりました。

その時の1年生が陸空です。

中体連出身でGKも素人だった陸空。

正直、人間的にも適当な部分が多い子でした。

でも、こいつを育てて見ようと思った。

なぜかはわからないけれど、可能性があると思いました。

1年生の最初は怪我も多く、本格的に手元に置いて見始めたのは1年生の11月くらいかな。

最初はキャッチもできないところからスタートして、

努力することの大切さから教えました。

初めてトップチームで出場した練習試合では、

陸空のミスで4失点をして敗戦。

試合後に号泣していましたね。

ここが最初のターニングポイントだったと思います。

悔しい、絶対に上手くなってやるんだと。

この試合後に2つの目標を立てました。

それが

「大阪No.1GKになる」

「プロサッカー選手になる」です。

そこから、僕は陸空をプロにさせるために心を鬼にして接しました。

何かあれば、練習から出して然り、

少しの気を抜くことを許さなかったです。

それは、自分も高校時代のGKコーチの友さんにそうしてもらったからです。

その時はふてくされたり、今風に言えば「うざい」と思ったりするのかもしれないんだけど、

本当に大切なこと。

サッカーを上手くなるためには、人として変わることが1番の近道。

だから、とにかく厳しく接しました。

2年生の1年間はとくに厳しかった。

3年生の優とけんしんが人間的にも素晴らしい子たちだったから、

余計に陸空が目立つからね。笑

彼らがいてくれたからこそできたことなのかもしれません。

学校がない日は、2部練は当たり前。

公式戦がある日は、試合後に陸空だけ練習場に戻りトレーニング。

ここまでしないとプロにはなれない。

そう常に彼に言い聞かせてきました。

素人からスタートしているのに、

Jユースの選手たちの何倍もトレーニングをしないと追いつけない。

僕も自分に言い聞かせました。

絶対に妥協はしなかった。

全国に出るんだろ?と言い続けました。

彼自身、厳しいことを言われ続けて苦しかったと思います。

もちろん苦しい時もありました。

もう、ついてこれないかな。と思う時もありました。

ですが、彼自身苦しいことに向き合い、立ち上がってきてくれました。

二人三脚で歩いてきた3年間。

今思うことは、本当に向き合って良かった。

ついてきてくれてありがとう。

これにつきます。

あの時に諦めていたら、今の陸空は絶対にないし、学院も全国に出ていない。

彼に全国が決まった時に頑張ってきて良かったか?

と聞いたら、

あの時に逃げなくて良かったと。

途中でやめてしまったら、文句しか残らないんです。

それを乗り越えたら絶景が待っていることを想像できないから。

だから普通の子たちは辞めてしまう。

例え目標が達成できなかったとしても、

最後まで闘い続ければきっと何か残っているはず。

でも、それが本当にむずかしいんだよね。

高校生に絶景が待ってるぞと言ってもなかなか伝わらない。

それをどう伝えるかが大切。

正解が何かはわからない。

僕自身も迷う時もたくさんあった。

でも、全力で向き合えば必ず分かり合える。

そう彼らに教えてもらいました。

陸空は大学に進学します。

彼は大学経由で必ずプロになる。

僕はそう確信しています。

この悔しさを知っている選手たちは強い。

夢は絶対に叶う。

指導者は選手の人生を左右する。

特に、高校時代は最後の人間教育の場であると思います。

その時に出会う指導者は本当に大切。

僕自身もあの時に友さんに出会っていなかったら、今の自分はない。

あの時にダメなものダメと教えてもらった。

夢に向かって全てをかけて努力することを教わった。

僕自身、もっともっと成長して、

良いGKを育てたい。

良いGKとは、サッカーはもちろんのこと、

人としても熱い選手を育てたい。

そのためにまた明日から勉強あるのみ。

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