野心

   

こんばんは❗️

カズです!

少し時間が空いてしまいましたが、

2月16日のリーグ第4節。

vs 関大一高

0-2で敗戦。

悔しいですが、完敗でした。

このままでは今シーズンは夢物語で終わってしまう。

そんな風に思われても仕方がない内容になってしまいました。

大切なことは、この敗戦を子供たちがどう感じたか。

子供たちだけではなく、もちろん僕自身も。

公式戦は勝たなければいけない。

それは当たり前。

監督が試合後のミーティングで子供たちに話をしていたんだけど、

勝ったから全てがOK

負けたから全てがダメ。

その考え方は違うぞと。

勝ち負けも大切だが、最後にどうなっていたいのか?

目先の勝ち負けに一喜一憂してしまい、方向性を見失ってしまうのか。

チームとして何がダメだったのかをしっかり分析をして、良いチームにして行くのか。

シーズン終盤、選手権予選の時に差が出るのはここだと思っています。

僕が今、子供たちを見ていて1番足りないと感じること。

それは、「野心」

プロサッカー選手になりない、

全国の舞台に戻りたい。

子供たちは口にします。

僕が学院に来た時のGK陣にプロになりたいかと聞いて、手は上がりませんでした。

そんな彼らに夢を持つ大切さから教えたのを覚えています。

今、入ってくるほとんどの子達が手をあげます。

夢を口にすることは素晴らしいことです。

僕も夢は胸を張って語っていいんだと教わったので、子供たちにも伝えています。

でも、その発言に覚悟があるのか?と

疑問に思ってしまうことがあります。

発言と行動が伴っていないことが多い。

そんな姿を見ていると、まだ覚悟が決まっていないんじゃないかなと?

口だけの選手になっていないか?

昨年の選手たち。

陸空は、絶対にプロになるんだ。

高校で絶対に逆転してやるだと。

強い思いがありました。

だから、どんなに厳しいトレーニングも前向きに取り組むことができます。

フィールドの選手たちも、中学生の頃は所属チームではサブや中心選手ではなく、

悔しい想いをしてきた選手たちがいました。

彼らは「見返したい」

その強い思いで走り続けていました。

中学生までは負けていたかもしれない、

でも、高校で絶対に大逆転するんだと。

昨年の学年は正直下手でしたよ。

でもね、強い気持ち、思いだけはどこのチームにも負けてなかった。

「見返したい」

この言い方には、いろんな意見があると思いますが、

僕はこの思いだって素晴らしいものだと思っています。

最後に勝敗を分けるのは、強い思いがあるチーム。

最後に夢を掴み取る選手は、情熱を持ってサッカーに打ち込んできた選手。

昨年の仲間たちが教えてくれました。

「何かを得るためには何かを捨てなければならない」

僕が恩師に教えてもらった言葉。

何もかも手には入らない。

本当にプロになりたいんだったら、全てをかけないと絶対に無理だ。

お前が上手かったらいいよ。

今の自分で夢を叶えられるのか?

高校時代に言われた言葉。

今の教え子たちにも伝えたいね。

途中で投げ出してしまったら、人、環境への不平や不満で終わってしまう。

こんなにもつまらないことはない。

最後まで全てをかけて取り組めば、結果がどうであれ、納得はできるはず。

僕はそう信じています。

今頃ですが、陸空が掲載されている記事を見つけました。

全然知らなかったんですが、嬉しいことを言ってくれていますね。

今これを見ると、全国の舞台で勝たせてあげたかった…。

それでも、彼らは全国に出て自分たちの力で人生を変えた。

28日に卒業式があります。

彼らはきっと、笑顔で卒業していきます。

振り返った時に、青春だったと言える3年間だったと思います。

彼らのためにも、もっともっと学院を強くしたい。

子供たちの夢を叶えさせてあげられる指導者になりたい。

そのためには、僕自身ももっと成長しないといけない。

子供たちからしたら熱苦しいかもしれないけど…笑

ぼくも彼らも素敵な人になる。

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