10月16日

      2018/09/20

こんばんは❗

カズです!

今日は指導者日記。

今年に入り、広陵も学院でも共有していること。

それは『ミス』について。

誰にでもミスは絶対にあると思います。

僕が尊敬しているFC大阪の和田監督が良く言っていたこと。

誰にでもミスをする権利がある。

ミスをしない人間はいない。

失敗を恐れてはいけない。

心に響きますよね。

それともうひとつ監督が言っていたのが、

チームに大打撃を与えるミスは絶対にダメ。

本当にその通りだと思います。

その言葉を参考にしながら、僕なりに今年高校生たちに伝えたルールがあります。

ルールというか、始動方針かな。

⭐チャレンジして失敗したミス

基本的にトライしたことには絶対に怒らない。

勇気を持ったプレーや行動はミスに繋がってもそれは全然問題ない。

むしろ褒めてあげるようにする。

勇気を持って決断したこと、トライしようとすることが大切だと思うし、

自分もトライさてもらってきた。

それが本当に成長に繋がる。

トライしたのに怒られたら、チャレンジできない人になってしまう。

プロはどんなミスも許されない。

彼らはプロではなく、人として成長してかないといけない高校生たち。

これが大前提で3つの約束事。

①消極的なミス

②何度も同じミスをする

③チームに大打撃を与えるミス

これは高校生たちと無くそうと話しています。

①の消極的なミス

ミスを恐れて、チャレンジしない。

それは絶対に成長しないよね。

もちろん、怒られるのが怖くてチャレンジできないのは指導者の責任でもあると思う。

トライしたことには絶対に怒らない。

だからこそ、失敗を恐れてトライしないことに関しては強く言うようにしています。

そんな弱い人になってほしくないと思いますからね。

トライし続けられる人に。

②何度も同じ事を繰り返す

これはシュナイダー氏が良く言っていたこと。

良いキーパーとダメなキーパーの差。

キーパーはミスをするポジション。

ミスが失点に直結してしまう可能性が一番高く、皆その経験をしたことがあると思う。

恥ずかしながら、僕も奈良クラブの時にTRMで、

ビルドアップを相手に取られて失点したことがある。

それがゲームを左右する決定打になり敗戦。

試合後に号泣していた僕に、

シュナさんから言われたこと。

良い選手はこれで学ぶはず。次同じ事をしなければ問題ない。

僕はそこで学ぶことができた。

で①に戻るけれど、

また同じシーンがきても、学んだことを活かしてトライできる強い人になろうと。

そこでなにも考えずにまた同じ失敗をするのではなく、

考えてトライできる人になる。

もちろんそこで絶対に失敗はしない。

僕もそういうことを伝えています。

③のチームに大打撃を与えるミス。

これは高校生たちに多い。

グランド外のことだよね。

チームにマイナスをもたらす行動、発言。

僕が一番叱ることが多い内容かな。

高校生はまだまだ精神的に不安定で、

自分が苦しくなった時に出てしまう発言。

冷静に後から考えればわかることを、

その場の判断でしてしまう。

1つの気の緩みで起こしてしまうことが、チームにとって大打撃を与えてしまうことになる。

昨日も広陵のGKはそれで叱られています。苦笑

サッカーのことはもちろんだけれど、

今後のことを考えたら一番目を向けてあげないといけないことなんだよね。

偉そうに書いているけれど、僕自身もそう。

この3つのミスの種類をしないように気をつけている。

自分もトライし続けたい。

そして、これだけは自分が絶対にしてはいけないこと。

1発レッド。

高校生たちが絶対にしてはいけないことをしてしまっても、

1回で見切らないこと。

絶対に向き合うこと。

それだけでこいつはダメだと見切らない。

甘いって言われるかもしれないけど。

絶対に譲れないこと。

『ダメなものはダメ』

これは中学校の恩師の川野先生に言われ続けたこと。

ダメなことに関しては絶対に妥協しない。

ダメなものはダメ。

それを絶対に許してはいけない。

絶対にぶらしたらいけない信念を持たないといけないと思う。

話は長くなってしまったけれど、

これをGK陣と共有しています。

GKたちは人としても成長しているのが目に見えてわかる。

僕も彼らと一緒に成長していく。

僕も本当に学ばないといけないことだらけ。

明日も頑張ります!

 

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