卒業

      2018/04/27

こんばんは❗

カズです!

更新ができずにすみません。

この間に書きたいことが溜まってしまいました。

長くなると思いますが…

3月4日の大阪学院のリーグ第6節。

ガンバ大阪ユースBに2-3で敗戦。

今シーズン初の黒星。

ここで1ヶ月の中断期間に入ります。

6節を終えて、2勝3分1敗の勝ち点9

順位は5位。

なかなか思うようにスタートをきれなかったのも現実。

下を向くのではなく、この1ヶ月で子供たちと考え、成長していくことが大切だと思っています。

話は変わりますが、

卒業シーズンです。

先日学院、大和広陵の教え子たちが卒業しました。

毎年2つの高校の教え子たちが巣立っていきます。

学院の謝恩会で小野原監督が卒業する彼らに伝えていた言葉。

「自分の価値観を捨てる勇気も大切」

この言葉は僕も考えさせられる。

昨年は現役引退をして、指導者になりました。

選手時代に並行して指導をしていたけれど、やっぱりわからないことだらけ。

わからない中でも、基準にしてきたもの。

それは自分の高校時代でした。

ユースのGKコーチだった、友さんの指導は本当に厳しかったけれど成長させてくれた。

僕も人間的に未熟でたくさん叱られた。

あの頃は厳しくて、反抗したりふてくされたりしてしまったこもあったけれど、

友さんに出会っていなかったらと思うと何も知らない大人になっていたと思うし、

指導者になろうとは思わなかったと思う。

1番印象に残っていることは、

日々のトレーニングだ。

プロになることを夢見て全力で毎日を過ごした。

少しでも甘えた事を言ったら、ものすごく叱られた。

中途半端な気持ちでプロになれるほど、甘い世界じゃない。

友さんが伝えたかったのは、

1つのことに向かって全力で努力することだったと思う。

たとえプロになれなかったとしても、そこで身につけたバイタリティーは社会で生きる。

僕も人間的に未熟だったけれど、高校時代サッカーに全てをかけた。

それは夢に向かって全力で走り続けることの大切さを教えてもらった。

だから今、高校生たちにそれを伝えている。

その中で、やっぱり甘い。

それは思い、情熱だ。

前にも書いたが、口だけでは勝ちたい、プロになりたいと言うが、

行動が伴っていない。

これだけはどうしても譲れなかった。

けれど、彼はまだ16.17歳。

できないことも受け入れてあげないといけない。

現に自分もそうだったと思う。

その価値観を変えていかなければならないと思っている。

今年に入り、なかなか伝わらない。

自分でも迷うことも多くありました。

その時に、価値観の話を聞いた時に自分に問いかけました。

絶対にブレちゃいけないこともたくさんある。

でもブレるのと変えるのは違うと思う。

僕も指導者としてまだまだ未熟なんだから、変えていく勇気も大切だと。

例えば練習に集中していない。

もちろんそれはいい事ではない。

けれど、彼らには彼らの理由があるかもしれない。

それを聞いてあげてもいいかもしれない。

など、子供たちの目線に降りることも大切だと思う。

僕自身もいろんなことを考えて成長していきたいと思う。

誰よりも真っ直ぐに生きてきた自信はある。

それは恩師である、友さんもシュナさんも本当に真っ直ぐな人だった。

だからこそ、教え子たちも真っ直ぐな人になってほしい。

人の事を考えて行動できるように人に。

卒業した優とけんしん。

2人の立派な姿を見ることができた。

彼らから沢山のことを教えてもらった。

本当に人間的にも素晴らしい奴らだった。

残念ながら、学院のトレーニングと時間が被り広陵の卒業式には行けなかったが、写真が送られてきた。

皆んな笑顔で卒業できたね。

この子達は3年間見ることができた。

いろんなことがあったけれど、大人になった。

広陵での3年間は本当に宝物。

毎年この時期になると考えさせられる。

高校生活は一生に一度。

本当に良いものにしてあげたい。

胸を張って卒業していけるようにしてあげたい。

それは結果だけではなく、人として強くなることも大切だと思う。

僕も高校を卒業してから5年が経った。

あの頃に思い描いていた道かと聞かれれば正直違う。

現役を引退しているなんて想像もしていなかった。

でもこれだけは胸を張って言える。

今も悪くない。

大好きサッカーを仕事にでき、弟のような高校生たちと夢を追いかける毎日は本当に幸せ。

僕も気がつけば23歳になり、いろんなことを考えさせられる。

何を優先しないといけないのか。

これからは情だけではダメなのもわかっている。

でも綺麗事なんかではなく、目の前の子供たちのことを1番に考えてサッカーと共に歩んでいきたい。

正解なんてないんだから、自分にしかできない生き方をしていきたい。

それは友さんに伝えてもらったこと、

今度は俺が伝えていく番だと思っている。

真っ直ぐに素直に生きていきたい。

遅くなったけれど、

学院、広陵の皆んな卒業おめでとう^_^

 

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